原告に対する不当な任用拒否に抗議を!
2009 / 02 / 19 ( Thu )
ご協力、ありがとうございました。(5月18日)

原告自衛官への再任用拒否に際して、署名へのご協力、ありがとうございました。全国から、署名・FAXをお寄せいただいた皆さんに、心から御礼も仕上げます。

みなさまから寄せられた署名は、3月3日に防衛省の教育局長に手渡したほか、3月20日までの防衛省へ届けました。
しかし、防衛省からは、ついに任用拒否の理由開示、撤回はなく、原告は、期日の3月21日をもって退官しました。

以下、経過をご報告します。

■防衛省申し入れと国会質疑

3月3日の防衛省への申し入れに、議員の抗議・要請文に賛同した30名の国会議員のうち、民主党、共産党、社民党の国会議員11名と、弁護団、支援の会代表が参加しました。防衛省側も、人事教育局長以下、10数名が並びました。

「政府の解雇権乱用だ!」「人事教育部長として事前に指導したことはあるのか?」
「公務員の人事基準から見ても遅れている」「自衛隊は異常な集団とみなされます
よ。」と国会議員の厳しい追及に、時間も予定の15分を30分超えて、45分にわたっての交渉になりました。

弁護士も空自の「継続任用不適格者基準」のどれに当てはまるのか?
裁判中であることやそれにかかわる言動としか推察されない、それは、憲法32条の裁判を受ける権利の重大な侵害である、と詰めました。

支援する会もみなさんからの署名を提出し、「自衛隊の中に、彼女の生活も、人間関
係も、仕事も、すべてがあった。通信の大学を働きながら卒業するという将来も、理由もい
わずに奪い、放り出すような事を自衛隊、国がしてよいのか?」と迫りました。

対して、渡部厚人事教育局長は、「理由は、裁判ではない。個人情報で開示できない」「不服申し立ての機関はない、弁明も聞かない」と繰り返すのみでした。

谷岡議員が外交防衛委員会で、風間議員が予算委員会で、この問題を取り上げ、質問をしました。

■退官

防衛省からは任用拒否の理由開示、撤回はついになく、3月18日に「継続任用拒否内定に異議をとどめて退職手続きを行う通知」を出して手続きを済ませ、期日の3月21日をもって、原告は退官となりました。

■これから

1)任用拒否の件について
原告と話し合いながら、今後の対応を検討しています。性暴力に関わる裁判も、今後、証拠調べなどが始まるはずですので、原告に過剰な負担になることはさけ、対応していきたいと考えています。

2)原告のこれから
 引越しも終え、求職活動中です。不安を抱えながらも、通信大学を続け大学を卒業する、子持ちも整理しながら裁判にも改めて向き合ってゆく抱負を語っていました。
 私たちは、原告の裁判の支援と共に、生活の面からも支援する体制を作っていかなくてはならないと考えています。今後とも、みなさんのご協力、ご支援心からお願いいたします。

■参考資料:再任用拒否の数

15年度から19年度までの5年間で、本人が継続任用を志願したが任用されなかった人数/志願者数です。

議員を通して明らかにされました。再任用を志願したのに認められなかったのは、過去5年間で、陸自ではゼロ、海自では3年前からひとりずつ昨年は4人、空自は1人だけ。今回の扱いがいかに異例であるかがよくわかります。



    15(02)   16(03)   17(04)  18(05)   19(07)
陸上 0/8679   0/8060   0/7830   0/7898   0/10427
海上 0/1285   0/1488   1/1160   1/1109   4/903
航空 0/1892   1/1766   0/1663   0/1500   0/1367




抗議署名・FAXのお願い(2月16日)

1月30日、次期も自衛隊での勤務を希望していた原告に対し、自衛隊は再任用を拒否し、3月21日をもって、退職と通告してきました。

健康診断もクリアし、職務も問題なく遂行していた原告の勤務態度に落ち度があったとは思えず、自衛隊は、再任拒否の理由すら明らかにしません。原告が知る限りでも、所属基地で、再任用拒否になった自衛官は今までにいません。

前日の1月29日には、通信大学に通う原告の4月からの勤務についての打ち合わせも行われていました。5年間の自衛官としての存在を突然に切り捨てられ、理由も示されず、弁明の機会も与えられないことに、原告はショックを受けています。仕事も生活も誇りも将来計画も、すべて奪うひどいやり方です。

この再任用拒否は、著しく適正を欠く手続きであるばかりか、もし原告の裁判、もしくは裁判に関わる言動を問題にした任用拒否であるならば、憲法32条で保障された裁判を受ける権利に対する重大な侵害です。

弁護団と支援する会が、2月16日の記者会見で発表した抗議文をご一読いただき、ぜひ、抗議のメール署名、または、FAXを送っていただくようお願いいたします。

また、併せて、物心両面でのご支援を重ねてお願いいたします。



署名はいずれも、期日を第1次、3月2日まで(防衛省に出向く予定)、第2次、3月19日までにお願いします。


1)メールでの署名の集約

以下の内容をご記入の上、jinken07★hotmail.co.jpまで、お送りください。
(★を@に変えて、送信してください)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<件名> 任用継続拒否抗議に賛同します
お名前(               )
※所属(あれば)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


2)Faxでの抗議文の送付先



・北部航空警戒管制団司令 早坂 正 空将補
  TEL:0176(53)4121 交換が出るのでFAX番号 2619に切り替えてもらう

・防衛省 航空幕僚監部 外薗健一朗 幕僚長
  FAX:03(5362)4816(広報課)

・浜田 靖一 防衛大臣
  FAX:03(5362)4816(広報課)

*記者会見で発表した抗議文の中に書かれているFAX番号と異なりますが、03(5362)4816をFAXにお使いください。

3)原告と裁判の支援のため、募金にご協力ください

【銀行振込口座】
北洋銀行 北7条支店 普通 3859062
名義:女性自衛官の人権裁判を支援する会

【郵便振替口座】
口座番号:02770-1-64969
口座名称:女性自衛官の人権裁判を支援する会

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