裁判の経過
2010 / 01 / 01 ( Fri )
〜女性自衛官の人権裁判〜
◆ 勝訴報告会&懇親会 ◆


2010年7月29日は歴史的な日でした。
たったひとりの女性自衛官の訴えが真実と認められ、自衛隊/防衛省を揺るがしたのです。
3年3カ月をたたかった原告の勇気がかちとった判決は、国の控訴断念で一審で確定しました。いつ、どこであっても、性の尊厳、人権が守られなければ、と被害者に身を寄せた判決でした。
勝訴判決は、原告にとって新しい歩みへの励みですが、わたしたちみんなに手渡されたものでもあります。
その意義を考え、感想を交流しましょう。
集会後、軽食つきの懇親会も予定しています。
どうぞ、ご参加ください。

日時:10月9日(土)14:00〜15:30 報告会
15:30〜17:00 懇親会(軽食つき)
会場:弁護士会館 5F 会議室(札幌市中央区北1西10)

参加費:報告会 ¥500(事前申し込みは不要です。ご自由においでください)
懇親会¥2,000(当日参加も可能ですが、事前予約をお願いします)
(持ち込み、大歓迎!)

主催:女性自衛官の人権裁判を支援する会

連絡・問い合わせ先:080−1898−7037(七尾)
nana-hisa@jcom.home.ne.jp  


勝訴判決確定〜第3報 原告のコメント

 昨日8月12日に、国が控訴を見送るという判断をしました。これでやっと、私の裁判は終わりを迎えました。長く私を支えてくださった皆さんのおかげで、やっとこの日を迎えることができました。傍聴席まで足を運んでくれた方、メールや手紙で私を励ましてくれた方、まだ会ったことはないけれど、遠くからいつも私を応援してくれた方、そして私のすぐ傍で共に闘い、苦労を一緒に乗り越えてきた支援する会の皆さん、本当にありがとうございました。

 すばらしい勝訴判決を頂いたのに、この2週間は何をしいても国から控訴されるのではないかという不安に悩まされました。佐藤弁護士に「控訴されたらすぐに連絡するから」と言われ、携帯が鳴るたびにもしかして控訴されたのではと怯えました。控訴しないでほしい!早く裁判を終わりにしたい!と祈ることしかできませんでした。
そんな中、仕事そして共に働く仲間がいたことが、どれほど私の助けになったか解りません。仕事に集中していると裁判のことは考えられないのでそれが精神衛生上とても良かったと思います。

 裁判を起こしてから2年後、自衛隊を事実上解雇となり仕事を探していた私に、裁判を通して知り合った方から仕事を紹介してもらい、現在もその職場で働かせていただいています。裁判を抱える私を、普通の人と同じように迎えてくれた今の職場には、感謝してもしきれません。

 この裁判はさまざまな人が立場や思想を越えて、自衛官の私に共感してくれたからこそ、勝つことができたと思います。私を支援してくれた方は、私の話に耳を傾け、理解し、共感をもって接してくれました。本当に理解してほしいと思った自衛隊には最後まで私の言葉が届いたかどうか解りません。しかし、私が提訴したことで自衛隊の現状が少しでも改善されたらと願うばかりです。

 私達が闘って勝ち取った判決は、戒めの楔です。今後自衛隊は、自衛官一人一人を人間として扱い、決してその人権を侵害することがないように強く求めます。この判決が、自衛隊で働く人達への身体的精神的暴力・セクシャルハラスメント・いじめ等の抑止力になってほしいと思います。

2010年8月13日 原告



勝訴判決確定〜第2報 2010年8月12日

8月12日、防衛省は控訴断念の旨、東京・札幌などで記者発表(文書配布)し、北空司令部から、佐藤弁護士のもとへ正式な連絡と、賠償金支払い等の事務手続のため、来札との連絡が入りました。
それを受け、弁護団と支援する会では、同日午後5時より、札幌の司法記者クラブにおいて記者会見を開きました。
佐藤弁護士、小林弁護士、影山共同代表の他、駆けつけた支援者が同席、原告も自分の言葉で、勝訴判決確定の喜び、支援者への御礼を述べ、記者たちの質問に答えて、判決からの2週間は、長く、気持ちの揺れ動く時間だったことなどを話しました。
(記者会見後は、記者クラブ向かいの札幌大通り・ビアガーデンで、次々駆けつける支援者の方々も加わり、祝宴が続きました。)

以下は、記者会見で発表した弁護団と支援する会のコメントです。
(原告の正式コメントは、後日アップします)
なお、防衛省の広報課は、「本件判決は国の主張が理解を得られなかったが、原告の心情などを総合的に勘案し、司法の判断を受け入れることとした」とのコメントを出しました。




7月29日札幌地裁判決の確定にあたって

      
2010年8月12日
女性自衛官人権裁判弁護団


1.本日、防衛省は、女性自衛官への性暴力に対する国家賠償請求事件について、札幌地方裁判所民事第3部(橋詰均裁判長)が7月29日に言い渡した原告勝訴判決に対し、控訴しないことを明らかにした。
これにより、部隊上司による性暴力、その後の被害者に対する保護・援助の不作為、さらには退職強要を行なった事実が確定し、国は損害賠償580万円(慰謝料500万円、弁護士費用80万円)を支払うことになった。

2.原告は、06年9月、20歳の時に性暴力を受け、翌07年5月に提訴してから3年3か月(昨年3月、再任用拒否により退職)にわたり、性暴力被害を認めない自衛隊を相手に、法廷で真実を訴え続けた。性の尊厳、人権の回復を求め、原告にとって裁判は暗闇の中の一条の光だった。その原告が、現職のまま裁判を遂行し、見事に一審で解決できたことは、多くの人々に勇気と希望を与えた。

3.私たちは、改めて、原告の勇気と頑張りに心から拍手を送るとともに、原告を励まし、裁判を支えて下さった全国の方々に心からお礼を申し上げる。
  防衛省が実施したセクハラ調査によれば、98年には「性的関係を強要された」とする女性隊員が18.7%もいたのに対し、本訴訟提起後の調査(07年8月)では、3.4%に激減した。自衛隊におけるセクハラ防止に向けて、本訴訟が大きな役割を果たしたものと確信する。
4.確定した地裁判決は、セクハラ防止及び被害者救済に向け、リ−ディングケ−スとなる画期的な内容である(弁護団のコメントを後添)。
裁判を通じ、自衛隊内のセクハラ体質が根深いことが明らかになった。自衛隊は、本判決の内容を真摯に受け止め、隊内のセクハラ対策を見直し、実効性ある再発防止策をとることを強く求める。

以上


7月29日札幌地裁判決の確定にあたって

2010年8月12日
女性自衛官の人権裁判を支援する会
共同代表 竹村泰子・清水和恵・影山あさ子
http://jinken07.dtiblog.com/


勝訴判決が確定しました。
原告、そして、今日までこの裁判と原告を支援し続けてくださった皆様とともに、この喜びを分かち合いたいと思います。支援し続けて下さった皆様、本当にありがとうございました。

提訴から3年3ヶ月、事件が起こってから3年11ヵ月、原告にとっては本当に長い時間でした。辛抱強く、原告に寄り添い、真実を明らかにしていった弁護団の努力には、心からの敬意を表します。

そもそもあってはならない事件が起こった上に、自衛隊は、被害者である原告に対して保護・援助を怠ったばかりか、退職を強要するなど、二次被害及びパワーハラスメントまで生じさせました。被害者が裁判に訴える以外に、性の尊厳、人権の回復を求める方法は残されていませんでした。
現職のまま提訴した原告に対し、自衛隊はいじめや嫌がらせを繰り返し、ついには任用を拒否(解雇)し、自衛隊から追い出しました。

数々の困難に直面し、幾度もめげそうになりながら、今日まで自分の足で立ち続けた原告の勇気と頑張りに、私たちは心からの拍手を送ります。そして、原告(被害者)の言葉に、きちんと耳を傾けて下さった判決が今日、確定し、本当に報われたという思いで一杯です。

提訴後、原告や支援する会には、たくさんのメッセージが寄せられました。その中には、自分も同様の被害にあったというものも多く、自衛官や元自衛官という方々からも多くのメッセージが寄せられました。原告の事件が、氷山の一角であることは、そうした事実からも明らかです。

精神的にも深く傷つけられる性暴力の被害者にとって、自ら声を上げ、立ち上がることは、途方もない勇気とエネルギーを必要とします。
被害者にそのような過大な負担を強いることが決して繰り返されぬよう、そして何より、二度とこのような事件を起こさぬよう、国と自衛隊には、今回の判決を真摯に受け止め、実効ある措置をとることを強く求めます。

事件当時20歳だった原告は、今年24歳になりました。彼女の二十代は、事件と裁判に翻弄され続けてきましたが、今日の勝訴判決の確定で、ようやく若者らしい時間を過ごし、新たな未来へ歩み始める条件が出来ました。

ご支援いただいた皆様には、今後とも、原告を温かく見守り、支えていただければ幸いです。
今日、確定した判決が、同様の被害に苦しむ方々にも、どうか力となりますように。


【新聞報道など】

NHK北海道「控訴せず国の責任認めた判決へ」08月12日 19時11分

北海道新聞:セクハラ訴訟で国控訴断念「感無量」と元女性自衛官
(08/12 17:59、08/12 19:38 更新)

★中日新聞【社会】2010年8月12日 19時30分
セクハラ訴訟で国控訴断念 「感無量」と元女性自衛官

(北海道新聞の記事と同じです)
 
★毎日新聞:空自セクハラ:国側控訴せず 元女性隊員「感無量」 2010年8月12日 19時18分

★読売新聞:元女性自衛官のセクハラ訴訟、国が控訴断念(2010年8月12日18時23分)

★朝日新聞:空自セクハラ訴訟、国が控訴断念=わいせつ行為、退職強要で賠償命令
2010年8月12日16時6分 [時事通信社]




勝訴判決確定〜第1報 2010年8月12日

防衛省が控訴しない旨をプレスリリースした模様。こちらも札幌司法記者グラブで、本日、午後5時より記者会見します。詳細は後程。


勝訴判決を迎えて 原告弁護団 2010年7月29日


本日、女性自衛官に対する性暴力に関する国家賠償請求事件(女性自衛官人権訴訟)について、札幌地方裁判所民事第3部(橋詰均裁判長)は、原告の主張をほぼ全面的に認める勝訴判決を言い渡した。
本訴訟で自衛隊は、?性暴力、?被害者保護・援助の不作為、?退職強要の全てについて争った。これらの判断にあたっては、セクハラ行為が「私行上の非行」とされ個人の問題に解消されてきた自衛隊において、その防止や被害者保護のために積極的に対応し、「良好な勤務環境」を確保すべき義務の存否、内容が問われた。

本判決は、以下のとおり、被害実態の分析・評価、自衛隊の事後対応の問題性について、深い洞察を加え、具体的詳細に論じており、今後リ−ディングケ−スとなり得る画期的なものである。

1.被害者の言動を評価するにあたり、物理的強制の存否や程度といった外形的な事実に拘泥することなく、被害者の心理など実情を踏まえた丁寧な検討を行なった。具体的には、

? 被害者の供述の一部に変遷や不合理と思われる点があっても、「性的暴行の被害を思い出すことへの心理的抵抗が極めて強いこと」「共感をもって注意深く言い分に耳を傾けないと、客観的事実と異なる説明やもっとも恥ずかしい事実を伏せた説明をしてしまうことはままある」「本事件に関する原告からの事情聴取は、もっぱら男性上司や男性警務隊員によって行われており、原告が性的暴行を冷静に思い出したり、記憶を言葉で説明することができなかった可能性が高い」等と指摘した。

? 本件現場、組織の特性として、「隊内の規律統制維持のため隊員相互間の序列が一般社会とは比較にならないほど厳格で、上命下服の意識が徹底した組織」であることを明確に判断したうえで、原告が「上位者である加害者に逆らうことができない心境に陥ることが不自然ではないと判示した。

2.被害者に対する保護・援助の点では、職場の法的責任につき、?被害職員が心身の被害を回復できるよう配慮すべき義務(被害配慮義務)、?加害行為によって当該職員の勤務環境が不快となっている状態を改善する義務(環境調整義務)、?性的被害を訴える者がしばしば職場の厄介者として疎んじられさまざまな不利益を受けることがあるので、そのような不利益の発生を防止すべき義務(不利益防止義務)を負う、と事後の配慮義務について積極的かつ具体的な判断基準を示して、それに対する違反があったとしたと認定した。

3.慰謝料580万円が認容され、判決はその内訳を性暴力200万円、その後の保護・援助の不作為300万円とした。性暴力後の対応に多額の慰謝料を認めたことは、性被害の実態の捉え方(2次、3次被害の苦しみの大きさ)、被害者の所属する組織の責任の重大さを示した点で重要であり、賠償水準の引き上げにも寄与した。

 弁護団は、被告国が、本判決の内容を真摯に受け止め、控訴をしないこと、本件判決に基づいて自衛隊内のセクハラ防止策を見直し、実効性ある再発防止策をとることを強く求める。




国が控訴しないよう、要請文を送ってください


この判決に対して、国側が控訴しないよう、みなさん、菅総理大臣、北澤防衛大臣、千葉法務大臣宛に、要請文を送ってください。

(要請文例)
「国は、7月29日札幌地裁で言い渡された女性自衛官人権裁判(平成19年ワ第1205号事件)の判決に従って下さい。裁判の長期化はさらに原告を苦しめることにほかなりません。

そして、二度とこのような事件を起こさないよう、自衛隊のセクハラ防止対策を本判決に基づいて検証し、実効性のある再発防止対策を講じることを強く求めます。」


控訴期限は8月12日(水)です。
みなさんの要請文をそれぞれ、急ぎ送ってください。

送り先:

菅直人内閣総理大臣
(首相官邸)
電話:03−3581−0101 FAX:03−3581−3883
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
(衆議院議員会館)
電話: 03-3508-7323 FAX : 03-3595-0090
kan-naoto@nifty.com

北澤俊美防衛大臣
(防衛省)
FAX:03-5362-4816(広報課)
メールフォーム
https://sec.mod.go.jp/mod/goikenshinsei/goikenbako/index.html
(参議院議員会館)
電話:03-3508-8510 FAX :03-3503-3889
http://kitazawa.tsukaeru.info/page/iken.htm

千葉景子法務大臣
(法務省)
ご意見・ご提案受付フォーム
https://www.moj.go.jp/mojmail/kouhouinput.php
ご意見などのFAX:03-3592-7393
電話(代表) 03-3580-4111





全面勝訴!(7/29 札幌地裁判決)

勝ちました。
昨日(7月29日)、札幌地裁の判決は、原告の全面勝訴です。
ご支援頂いたみなさま、本当にありがとうございました。

昨日の法廷は満席、オレンジ色を身につけたたくさんの支援者が傍聴に駆けつけてくださいました。

「主文、被告は原告に対し580万円を支払え」に続いて、橋詰均裁判長が判決要旨を読み上げました。原告はしゃくり上げながら、それを聞き、傍聴の支援者たちも涙腺が緩みっぱなしです。

判決の主な内容は以下の通りです。

?性的暴行の事実認定については、「合意の上だった」とのA3曹の主張を退け、「階級の上下関係を利用し、周囲から隔絶された部屋で女性の抵抗を抑圧した」と認定。

?上司らの事後対応については、原告に対して適切な保護、援助の措置を取らなかったこと、被害を訴えた原告を退職に追い込もうとしたことを違法な処遇と断罪

?3曹の暴行による慰謝料を200万円、監督義務を尽くさなかった上司らの処遇による慰謝料を300万円と認定(80万円は弁護士費用)

判決骨子はこちら
判決要旨はこちら

毎日新聞の記事
日テレNEWS24
時事通信
読売
しんぶん赤旗
日刊スポーツ
北海道新聞
レイバーネット

★原告のコメント★

「素晴らしい判決でとても嬉しい。私は3年3ヶ月前、原職の航空自衛官として提訴しました。未だ誰も歩いたことの無い道を歩くのは大変なことです。立ち止まりそうになった時には、ここにいる弁護団や支援する会を始め、多くの人達がいたからこそ、今日の判決を迎えることができました。自衛隊においても人権が保障される方向に大きく変わって欲しいと願っています。私を支えてくれた人たちに最上級の感謝を伝えたいと思います」

★弁護団から★

「性暴力それ自体よりも、その後の部隊の対応について多額の慰謝料を認めたことは、性被害の実態の捉え方(その後の苦しみが大きいこと)、被害者の所属する組織の責任の重大さを示した点で大変意義があり、賠償水準の引き上げにも寄与する判決」(佐藤博文弁護士)

「裁判官は現場に足を運び、原告の気持ちになって事件を想像し、血の通った判断をしてくれた。司法に、まだ正義と希望があったと感じた。」(秀島ゆかり弁護士)

判決後の報告集会。右から秀島弁護士、佐藤弁護士、竹村泰子支援する会共同代表



勝利判決を迎えるための集会(7/21 札幌)
判決言い渡し
(7/29 札幌地裁)

2007年5月8日の提訴から約3年3カ月、いよいよ、7月29日に判決を迎えます。
未来への夢を抱き、努力して道を切り拓いてきた原告が、性暴力に遭い、被害を訴えたことが逆にイジメや退職強要を受けたという、本当に理不尽な事件でした。
原告は、性の尊厳、人権の回復を求め、「裁判は暗闇の中の一条の光だった」と現職のまま提訴し、弁護団とともに真実を法廷で明らかにしてきました。

判決の前に「勝利判決を迎えるための集会」も開催します。
原告の勇気に応える判決を勝ち取るために、ぜひ、一緒に参加してください。

★勝利判決を迎えるための集会★
〜歴史的な判決の争点を知ろう〜

日時:7月21日(水)18時30分〜20時30分 
会場:札幌市民ホール(旧市民会館)2F第2会議室
   (札幌市中央区大通西1丁目)
参加費:¥500

★判決言い渡し★ 
7月29日(木) 13時15分(15分程度)
札幌地方裁判所 802号法廷(札幌市中央区大通西11丁目)

・広い法廷で、傍聴抽選は予定されていません。
・勝利を祈念して、オレンジ色のグッズを身につけて判決を聞きましょう!

★記者会見&報告会★ 
13時40分〜15時40分
北海道高等学校教職員センター4階 大会議室
(札幌市中央区大通西12丁目)
参加無料

13:40
| 支援者の意見交流(弁護団は別室で判決の分析)
14:40(予定)
| 記者会見、報告
15:40




判決言渡は,7月29日(木)午後1時15分と決まりました。

5月13日の最終弁論で、結審となりました。
小林弁護士、加藤弁護士、佐藤弁護士、秀島弁護士による弁論は、この裁判の内容・争点を簡潔・明快に整理され、また、気持ちの伝わる熱いものでした。
(傍聴の方々も「負ける気がしない」と)

法廷後の報告会では、原告が、裁判を通じて初めて、発言し、皆さんにお礼を述べました。本当に成長したなと思いました。
また、報告会には、岡山の支援者から、原告への花束が届いていました。うれしい、暖かい驚きでした。

次回は、いよいよ判決です。
傍聴にお集まりください。
判決後、報告集会を開きます。




原告本人尋問(3月4日)無事終了しました。
ご協力くださったみなさん、ありがとうございました。


次回は、5月13日(木)13:15〜 8階802号法廷です。

原告の本人尋問が3月4日行われました。
辛い事件の記憶を詳細にたどる事になるこの本人尋問が、原告にとって、辛い、長い日になるであろう事は、提訴の時点から、予想されていましたが、多くの皆さまの温かいご支援とご協力に支えられ、しっかり乗り越えることができました。

本当に、ありがとうございました。

小さい法廷にしていただいた事、衝立の設置、随時休憩を入れること、原告代理人席に看護師が着席すること、防衛省・自衛隊関係者・司法修習生を原告の視界に入れない事など、裁判所にも多くの配慮をしていただけたことは、とても有難いことでした。

小さい法廷にして頂いた結果、当日は、傍聴券が10枚しかありませんでしたが、抽選に並ばれた方は70名を超えていました。

一人でも多くの支援者を傍聴席に入れるため、抽選に参加してくださったみなさん、原告の支えとなる人が傍聴席に座れるようご協力いただいたみなさんん、そして原告へ支援を寄せ続けてくださったみなさん、本当にありがとうございました。

辛い証言でしたが、涙を流しながらも、最後まで、しっかりがんばり通した原告の証言は、本当に立派でした。

小樽で海上自衛隊の「たちかぜ裁判」の証人尋問が同じ日に開かれる事を機に、この日の夜は、「たちかぜ裁判」「女性自衛官人権裁判」「さわぎり裁判」「浜松基地人権裁判」の弁護団・関係者が一同に会する"自衛官の人権裁判シンポジウム"が札幌市内で開かれました。

日中から、私たちの裁判の傍聴に来てくださった原告・支援者の方々もおられました。

弁護団にとっても、支援者にとっても、もちろん原告にとっても、こうした出会いが、また、力になってゆくと感じました。

次回公判は5月13日(木) 13:15〜8階802号法廷です。
これで、結審になる見通しです。
傍聴は先着順です。
原告の好きなオレンジ色を身に着けて、どうぞ、応援・傍聴にお越し下さい。




原告の好きなオレンジ色を身に着けて、どうぞ応援・傍聴にお越しください。



証人尋問の日程が決まりました。



次回、3月4日(木)は、7階701法廷です。

法廷は午前10時30分から。傍聴は抽選となります。
抽選に参加される方は10時より前に裁判所にお越しください。

=女性支援者で傍聴席を一杯に=
  傍聴にこられる方へ支援する会からのお願い


提訴から3年近くが過ぎ、いよいよ原告本人の証人尋問が、3月4日(木)に開かれます。

ご承知の通り、性暴力の被害者にとって、法廷で証言することは、非常に大きなストレスとプレッシャーがかかります。事件の記憶を再度、詳細になぞる事で、法廷が再び、トラウマの場になる事もあります。

尋問に際し、裁判所にも、傍聴者の少ない法廷にして頂き、衝立を設ける、休憩を取る、看護師を同席させるなどの措置を認めて頂きました。

傍聴は、抽選です。
被告/国側の代理人で防衛省・自衛隊の関係者、また司法修習生らも、原告の視界に入る当事者席等ではなく、傍聴席に着席することになり、今回、抽選に付される傍聴券は10数席です。

支援する会では、今回、特に、女性の方々に傍聴席を埋めていだきたいとお願いしています。 衝立の後ろには、彼女を支える女性たちが一杯いる、勇気を持って、前だけを向いてを証言に臨めるよう、環境を整えたいと考えるからです。

つきましては、支援者の皆さまに、以下の事をお願いいたします。

?傍聴券の抽選に、多数の女性支援者の参加を求めます。

性暴力事件の裁判を興味の対象として傍聴する人たちや、男性の傍聴を極力控えていただくため、原告を支えたいと願う女性の方々に、3月4日は、多数、傍聴券の抽選に参加していただきますよう、お願いいたします。

?女性を優先して傍聴に参加させてください。

自身の性暴力被害の内容を加害者と同性の男性に聞かれることは、原告にとって、とても辛いことです。男性の支援者のみなさまには、女性支援者に傍聴券を譲ってくださるようお願いします。

?原告が頼れる人たちを傍聴に参加させてください。

原告と身近に接し、提訴以来、励まし続けてきた人たちが、衝立をはさみつつも、数人、近くに居ると伝えることで原告を少し安心させることができます。支援する会の女性たちも、もちろん抽選に参加しますが、必要な方が抽選に漏れた場合、傍聴券を譲って下さる方を募ります。

?最後まで傍聴できない方は、支援する会にお知らせください。

原告の証言を終わるまで、傍聴席を女性支援者の方に埋めていただけるようにやりくりします。


当日は、傍聴券の抽選が始まる前に(9時50分くらいまでに)、裁判所1Fにお集まりください

3月4日は、終了後の報告会はありませんが、18:30から札幌市教育文化会館で開かれる「自衛官の人権裁判シンポジウム」をもって、報告会にかえさせて頂きます。こちらも、ぜひ、ご参加ください。


以下は、弁護団から裁判所に宛てて出した「遮蔽措置」の要請書です。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

           遮蔽等の措置に関する要請書


札幌地方裁判所 民事第3部 御中

原告訴訟代理人


原告本人尋問に際し、下記の理由により、法廷を701号法廷としていただいたうえ、民事訴訟法203条の3及び210条に基づき、尋問時に、被告指定代理人中自衛隊等の隊員・職員らと原告、傍聴席と原告との間に、それぞれ遮蔽措置をとられるよう要請いたします。



1 原告本人尋問では、原告が受けた性被害に関わる事実を含む詳細な尋問が行われる予定である。
 原告が、性被害の内容を、被告席にいる自衛隊等の職員、不特定多数の傍聴者、さらに被告側の特別傍聴席にいる自衛隊職員などが傍聴している中で、供述することは事案の性質に照らし適切ではない。

2 具体的には、現在まだ23歳の原告が、事件当時20歳の時のことを、元の職場である自衛官ら(身分的には原告の元上官らと想定される。)が被告代理人側席に座り、姿が見える状態のまま、性被害の内容などを法廷で供述することになれば、原告自身が供述に際し、非常に強い羞恥心、圧迫・プレッシャーを受け、精神の平穏を著しく害されるおそれがある。

3 さらに、原告の法廷での供述内容に、性被害の内容などの詳細な事実経過が含まれること、原告の年齢などに照らせば、法廷で供述することへの心理的な負荷が著しく、法廷での供述体験により、原告が一層の精神的なダメージを被るおそれがある。
 さらにまた、傍聴席から原告の姿や表情がみえる状態での供述が、原告の名誉を侵害するとの悪影響も強く懸念される。

4 したがって、被告席の自衛隊等隊員・職員と原告との間、並びに、傍聴人と原告との間に、相互に相手の状態を認識することができないようにするための措置(遮蔽措置)をとられることを要請する次第である。

 以上



証人尋問を前に、ご報告と御礼を兼ねて、裁判の経過、原告の近況など支援者の皆様に、通信をお送りいたしました。

ぜひ、ご一読下さいませ。
ここをクリックして、全文をお読みいただけます)

また、署名用紙も新しくなりました。引き続き、皆様のご協力をお願いいたします。


証人尋問の日程が決まりました。



次回、3月4日(木)は、7階701法廷です。

詳細は、裁判所と打ち合わせ中です。決まり次第、ご案内いたします。


2月4日(木)  10時30分〜12時 
           被告主尋問・反対尋問

2月18日(木) 11時〜16時30分
           S隊長・O小隊長に対する主尋問、反対尋問

3月4日(木)  10時30分〜16時
原告本人への主尋問・反対尋問


これで裁判はあらかた終了となり、細かい補充を経て、判決となります。


法廷はいずれも札幌地裁です。
当初、7階701号法廷(傍聴席は35人)とご案内していましたが、2月18日は、8階802号法廷(90人)となりました。
3月4日も同じく、8階802号法廷になる予定です。
3月4日は、701法廷となりますが、詳細は、裁判所と打ち合わせ中です。決まり次第、ご案内いたします。




2月4日の尋問と同様、2月18日も先着順の傍聴になります。
(今後の証人尋問については、おって決まると思います)

傍聴される方は、早めに、30分位前までには裁判所においでください。


★原告の証人尋問に際しての配慮の要請を裁判所にします。

一番最後が、原告にとって最もつらい性暴力被害そのものが中心の尋問となります。どうすることが一番彼女を支えることになるのか、みんなで考えたいと思います。




2007年11月までの裁判のご報告とお礼もご覧ください

第12回期日 2009年5月21日(木)14:00〜
札幌地方裁判所8階5号法廷(中央区北1西11)

第11回期日 2009年2月19日(木)

2月19日の裁判では、今回の任用継続拒否について、原告本人が意見陳述するとともに、佐藤代理人が意見を述べました。



裁判長及び右陪席(傍聴席から向かって左の女性裁判官)が4月に転勤となるため、現在の裁判体では最後の弁論となりました。

国からは、性暴力事件以降退職強要までの経過に関する反論の準備書面が提出されるとともに、原告が性暴力事件以後にかかった病院のカルテなどの取り寄せ(調査嘱託申立)が求められ、裁判所は、原告側の意向も踏まえて、取り寄せを決定しました。

次回までに、原告側は、性暴力事件及びその後の退職強要にいたる経過について、被告の主張への反論書面を準備し、提出する予定です。また、任用継続拒否についても、原告と弁護団と協議の上、今後何らかの法的手だてを講ずる方向で検討する予定です。

次回の裁判は、4月23日(木曜)午前11時からです。→5月21日(木)午後2時からになりました。
裁判官が交代するため、「弁論の更新」と言って、原告側のこれまでの主張の骨子(ダイジェスト)を口頭で述べる手続があります。
これまで傍聴できなかった方も、次回の裁判を傍聴されれば、これまでの原告側の主張がわかりますので、是非、裁判に足をお運びください。

第10回期日 2008年12月25日(木)

第9回期日 2008年11月20日(木)

第8回期日 2008年9月11日(木)

第7回期日 2008年6月26日(木)
準備書面(7)

第6回期日 2008年4月24日(木)

第5回期日 2008年2月7日(木)
原告陳述書?
原告陳述書?

第4回期日 2007年12月21日(金)
原告陳述書?

第3回期日 2007年10月15日(月)
準備書面(4)
準備書面(3)

第2回期日 2007年08月27日(月)
意見陳述(原告)
準備書面(2)
準備書面(1)

第1回期日 2007年06月11日(月)
意見陳述(弁護士秀嶋ゆかり)
意見陳述(弁護士佐藤博文)
意見陳述(原告)







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